国立情報学研究所が運用する目録所在情報サービス(NACSIS-CAT/ILL)は、1985年の開始から30年以上の長い歴史があり、参加機関は1,337に登る。一方、これからの学術情報システム構築検討委員会は、「これからの学術情報システムの在り方(2019)」(2019年2月15日付公開)を取りまとめ、現在の目録所在情報サービス機能を維持しつつ、電子情報資源への対応等、より豊かな機能を各機関が選択的に導入できるシステムの実現に向け、2022 年を目処とした進むべき方向性等を提示した。
本フォーラムでは、「在り方(2019)」のポイントについて解説を行う。また、国内外の図書館システムベンダーから、「在り方(2019)」を踏まえた未来像を紹介し、参加者との意見交換を行う。