2020年とその先へ
これからの学術情報システム構築検討委員会は、2015年に「これからの学術情報システムの在り方」(以下、「在り方」とする。)をまとめ、電子情報資源のデータ管理・共有のワークフローの検討及びNACSIS-CAT/ILLの再構築(軽量化・合理化)に取り組んできた。2018年度は、2020年以降の学術情報基盤の在り方について、「在り方」の改訂版として提示することを目指して検討を進めており、総合目録データベースとして継続して維持すべき点やより拡張性の高い、豊かな機能の追加に向けて検討すべき点、コミュニティの在り様等、次の一歩に向けて議論されている内容について、講演を行う。また、ERDB-JPとJAIRO Cloudの自動連携機能や2020年に向けたNACSIS-CAT/ILL等、アップデート情報も紹介する。