学術資料の電子化が進んだ現在、利用者が図書館に足を運ぶことは少なくなったと言われています。また、大学図書館の役割もコレクション構築にとどまらず、より利用者、研究者の近くに寄り添ったものに変化すべきと言われています。
本年のフォーラムでは、国内私立大学の中でも最大規模を誇り、電子ジャーナルのみならず Springer eBooks のほぼすべてが利用できる図書館を有する早稲田大学の山口潤一郎先生より、研究者、教育者のお立場から現場での学術情報の利活用についてご紹介頂きます。
実際に図書館コレクションを研究者がどう利活用しているかを知ることにより、利用支援、研究支援のサービスの可能性が見えてくるのではないでしょうか?
山口先生はご自身で Chem-Station(通称ケムステ: http://www.chem-station.com)という化学者のためのポータルサイトを主宰され、研究・教育に役立つ最先端の情報を収集・キュレーションし、インターネットを使って広報、啓蒙するという活動を長年されています。研究者として、そしてケムステ主宰者としてのご経験から、大学図書館のリソースをどう活用しているか、またさらに効率よく利用するには、どのようなサービスを期待するか、など具体的なお話をお聞かせ頂きます。
図書館という箱から出て、利用者、研究者にとって「顔の見える」図書館員をめざす方、必聴です。
●このフォーラムについてのお問合せは
market@sprigner.jp
担当:インスティテューショナル・マーケティング 小林千鶴子
●このフォーラムへの参加お申込みは
http://bit.ly/SpringerNatureLF2016